昨年の10月24日から、スタッフで病院犬(ボン22kgとクレア5kg)の手作り食を約2ヶ月間作った事の検証をしてみます。
作り方は、始めはフードに野菜を載せるトッピングからスタートして、その後は、個人に任せて作っていましたが、食べ過ぎによりお腹が膨らむ事もあり、プロテインボックスダイエットを元にタンパク源、ビタミン源、炭水化物、脂質、ミネラルをバランスよく摂る事を目標に、量を調節して作っていきました。
タンパク源は、ささみ、レバー、ハツ、砂肝、ミンチ肉、手羽先、もも肉、シャケなどを使用し、
ビタミン類は、野菜、果物を色別に分けて3種類(3色)を目標に与え、
脂質は、サーモンオイル、亜麻仁油
ミネラルには、煮干し、ひじき、軟骨、わかめを使用し、
炭水化物にはジャガイモとさつまいもを使用しました。
お肉は、インターネットで、ささみであれば、2kgで1000円以下(ボンで1日肉類は、200g、クレアで75gなので約1週間分)で購入。ただし、週に1〜2度はレバーや内臓肉を使用し同じ物ばかりにならないようにしました。
どんな種類の肉も喜んで食べてお腹をこわす事はありませんでした。
野菜は、近くのスーパーで購入と実家から送ってくる野菜を使用。野菜に関しては、好き嫌いがあり食べ残しも見られました。
ミネラル源の骨に関しては、加熱しないで肉と一緒にそのまま与えました。他の食材よりは噛みごたえがありましたが、難なく完食していました。
作り方は、1日2回、朝と晩に切り分けた肉類を解凍、野菜を切って電子レンジで調理をしました。
生で食べれる物は生でと指示はしていましたが、個々により食べやすさや好き嫌いなどがあり、調理する事が増えていきました。
体重の推移は、ボンでは殆ど変化がなく維持していましたが、クレアが年末に10日間で500gも体重が減っており、それまでの2ヶ月近くは問題がなかったので(食べ過ぎはありましたが)寒さなど環境の問題があった可能性があり服を着せてからは、現在は体重の変動はありません。
次は、食事の内容を何食かピックアップして、フードのバランスをソフトを使って調べてみます。
いつもならフードを入れるだけの簡単食事を、朝から仕事の合間に、手作り食事を作ってくれたスタッフに感謝します。また、手作り食を実践して得た経験から犬達の食について、病院をあげて取り組んでいきたいと思います。